歯周病は国民の約80%がかかっていると言われる生活習慣病の一種です。原因となるのは、歯に付着した歯石やプラーク(歯垢)に繁殖した細菌。症状が進行すると、歯と歯ぐきの間にできる溝「歯周ポケット」に多くの細菌が棲みつき、歯ぐきに炎症を起こしてしまいます。
この歯周病の治療には、歯磨きや生活習慣の改善が必要不可欠です。当院では経験25年以上(※)の歯科医師、経験20年以上(※)の歯科衛生士による、歯周病改善のための丁寧なお口のケアのアドバイスを行っています。
プラーク除去のための適切な歯磨きの指導だけでなく、生活習慣の見直しについてもご相談いただけます。豊富な経験をもとに、患者さん一人ひとりに合わせた提案をいたしますので、二人三脚で治療を進めていきましょう。
歯周病の改善には、定期的な検査とメインテナンスが重要です。歯周病治療の定期検診の際は、歯周ポケットの深さを測って歯周病の進行度を把握するだけでなく、数値を図にすることで、患者さんにわかりやすく説明する工夫をしています。
また、歯周病の改善には、歯の表面や根っこに付着した汚れをきちんと除去することが必要ですので、汚れを除去する「SRP(スケーリングルートプレーニング)」もしっかり行います。歯周病は進行すると歯を支える骨を溶かしてしまうため、経過が良くない場合には、レントゲン撮影によって骨の状態まで調べることもあります。
私たちは、歯周病の症状を改善するための処置を行うだけでなく、再発を防ぐためのセルフケアのサポートにも力を入れています。
歯周病が進行して重症化すると、ご自宅でのセルフケアだけでは対処が難しくなります。当院では、25年以上(※)の経験を持つ歯科医師が、重度の歯周病にも対応いたします。
歯周病がひどくなると、プラーク(歯垢)を除去するためのクリーニングやSRP(スケーリングルートプレーニング)といった方法では対処しきれないことがあります。
そこで、重症化した歯周病患者さんに対しては「歯周外科治療」といった治療を行います。歯周病治療は、歯科医師なら誰がやっても同じ、と考えている方も多いと思いますが、実は非常に専門性の高い分野です。特に「歯周外科治療」は外科手術を伴うことから、より安全で質の高い治療を行うためには、豊富な知識と経験が不可欠なのです。
当院の院長は、歯周病治療についても経験豊富なベテラン歯科医師です。他院で「抜歯するしかない」と言われるような重度の歯周病であっても対応いたします。
改善の見込みがないと言われた、歯を抜くしかないと諦めてしまっている方も、ぜひ一度ご相談ください。
※2019年現在
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。