歯科治療の痛みが苦手で受診をためらっている方もいるのではないでしょうか。そんな患者さんの歯を守るためにも、痛みに配慮して、負担を軽減する麻酔を心がけています。
麻酔は虫歯治療の痛みを和らげますが、麻酔注射自体の痛みがそもそも苦手という方が多いのです。そこで当院では、麻酔注射を打つときの痛みや刺激を最小限にする工夫を行っています。
注射針は日本で入手できるものの中で一番細い針を採用しています。極細の針を使うことで、あの「チクっ」とした嫌な痛みを軽減できるのです。また、体への刺激を抑えるために、麻酔液の温度管理も徹底しています。
そして、さらに痛みを軽減できるよう、少量ずつ時間をかけて、一定の速度で麻酔液をゆっくりと注入していきます。この注射のテクニックは、35年以上(※)経験を積み重ねてきた当院の院長だからこそできる技です。最近ではコンピュータ制御された電動注射器を使う医院もありますが、手動の注射には、患者さんの様子を伺いながら細かく調節できるというメリットもあります。
虫歯を放置しておくと重症化して神経(歯髄)まで感染が拡大してしまうことがあります。こうなると根管治療という歯の根の治療が必要です。根管治療をしっかりと行わないと、虫歯が再発しやすくなり、最終的に歯を失う危険性が高まってしまいます。
虫歯の再発を防いで歯を守るためには、歯の根の奥に入り込んだ病巣を残さず除去することが重要です。歯の根の中は根管と呼ばれる管状になっていますが、この管は縫い針ほどの細さしかありません。根管の奥深くまで入り込んだ病巣をキレイに取り除く処置は、非常に時間がかかる地道な作業なのです。
歯科医師によって根管治療の精度には大きく差が出ますが、それを左右するのは知識や技術だけではありません。豊富な経験によって培われた「勘」が物を言うのです。
当院の院長は、この道25年(※)以上の実績を持つベテランです。長年の経験によって研ぎ澄まされた「勘」や「感覚」は一朝一夕に身に付くものではありません。経験豊富な歯科医師が、手間を惜しまず丁寧な治療を行うことで、より確かな根管治療が実現できるのです。
根管治療を受けても、痛みがなかなか引かない、膿が止まらないなどでお困りの方はご相談ください。抜歯と宣告された場合でも、できるだけ大切な歯を残せるように対応いたします。
※2019年現在
歯は一度削ってしまうと二度と元どおりには再生しません。虫歯を治療して詰め物や被せ物をしても、一時的に機能を取り戻せるだけです。
治療をするたびに歯の寿命は縮まってしまいます。削れば削るほど歯はどんどん弱く脆くなってしまうのです。そして治療を繰り返すうちに削る部分がなくなり、最終的には抜歯して入れ歯やインプラントで対処することになります。
患者さんの生まれ持った歯を守るために、みゆき台歯科医院では、なるべく歯を削らない治療を心がけています。軽度の虫歯は経過観察をおすすめし、むやみに削ることはしません。
適切に歯磨きをしていただき、歯科医院での定期的なメインテナンスと予防措置を取れば、進行を止められることもあるからです。患者さんの歯の状態やご希望を確認しながら、大切な歯をできるだけ長持ちさせるための治療を行っています。
検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。
虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。
虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。
虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。